《大通研通信》北摂ブロックより

2026年7月19日(日)
9:30~11:30
茨木市立障害福祉センターハートフル

大阪手話通訳問題研究会北摂ブロック主催

第2回学習会 手話交流会~手話で話す、手話で学ぶ~

講師:山崎 まなみ 氏(茨木市)
道添 一人 氏(吹田市)
出水田 いつ子 氏(高槻市)
早川 恭二 氏(箕面市)
※講演順

参加者:63名(運営委員9人含む)

前半は4人の講師に順番にミニ講演をしていただきました。講師全員、短い時間でしたがぎりぎりまで力を込めてお話ししていただきました。

山崎氏のテーマは『韓国旅行』。珍しいアート溢れる街並みやガイドブックに載らない戦争の傷跡がうかがえる景色などの写真を交えての熱のこもったお話でした。現地を訪れた人ならではのエピソードもあり、参加者の視線が舞台にぐっと惹きつけられました。

道添氏は、自身の幼少期の早期教育についてお話ししていただきました。発音と共に、家庭内で覚えるようないわゆる“躾”も学んだそうです。難聴学級を経て大学時代に手話と出会い、その後は協会活動を続けてこられたとのこと。「普通の話です」と前置きしてお話しされましたが、とても学びの多いお話でした。

兎おいしい(?!)かのやま~♪と手話歌で登場した出水田氏は、故郷の種子島での思い出をお話しいただきました。海辺のカメノテやさとうきびを食べた思い出のお話は種子島の風景が浮かんできました。また、海は半裸で潜っていたなど豪快なエピソードが飛び出し、会場は笑いに包まれました。

最後の早川氏は、「変わる世界の中で変わらない大切なもの」と題し、急速にAIが普及している昨今、関西万博ではアバターが生活に入り込む未来が示唆されましたが、そんな未来の中で手話通訳はどんな存在になっていくのかをご自身の経験則も交えて話してくださいました。ICTにより情報伝達は容易になっていきますが、言葉にできない人の気持ちを読み取るのはやはり生身の人間。不安を打ち消してくれるような力強い講演でした。

後半の交流会では、4つのグループに分かれて前半の講演について質問や感想を述べました。
わからない手話を質問したりして学びを深められる時間になったと思います。
講師お一人お一人との交流だったのでどうしても時間が短くなってしまいました。「時間が足りない」というお声をたくさんいただきました。
講演も交流も、皆さまあっという間の2時間だったと思います。

講師の皆さま、ご参加いただいた皆さま、暑い中ありがとうございました。

大通研ホームページ内の「手話動画」でも講演の一部の動画をあげています。ぜひご覧ください。