毎年恒例の交流学習会を開催し、28名の方々に参加していただきました。
前半はお見合い回転寿司。ろうの方々を円の内側に、その周りを会員が座り、5分ごとに次々と移動して、自分の地域や趣味などについて紹介をしました。1時間程の間ですが、手話でずっと話を続けることで相当な会話量となりました。
後半はグループに別れての交流会。家族のことや地域の手話のことなどについてお茶を飲みながら楽しく話をして、最後にその内容を皆さんに紹介して終了となりました。
河内ブロックでの今年度最後の学習会ということで、大通研支部運営委員の米野規子氏より心温まるお話をいっぱい聴かせていただきました。
はじめに大通研、全通研の紹介。会員になってもらうと1万人の仲間ができることや東日本大震災での支援活動などの説明がありました。続いて皆さんご存知の学習会「Wのりこの手話通訳レッスン」をちょっぴり披露。学習会で何気なく見る例文も相手の気持ちを考えながら会話を大切にすることで、手話表現も広がっていくとのアドバイス。また、大通研の目的の基本となっている「聞こえない人の暮らしから学ぶ」ということについては、聞こえない人の悩みや困っていることを知ることが、自分のこと、社会のことを見つめ直すきっかけにもなるとのお話がありました。
そして最後に、今年度大通研が40周年を迎えることから、みんなで一緒にお祝いしましょうと締めくくっていただきました。
各ブロックで開催してきました「井澤会長の知恵袋」も、7月26日(日)泉州ブロック(堺市総合福祉会館)にて最終回となり、14名の参加をいただきました。
初めに、参加の方々の自己紹介を兼ねて、大通研の会員歴と入会のきっかけをお話いただき、前半は手話学習等について、後半では大通研について意見交換をしました。この中で専門班活動への意見もあり、情報発信をもっとしていかなければいけないと改めて感じました。
最後に今後の大通研の取り組みについて会長にお聞きしたところ、「大通研の活動を他団体に働きかけていくことが大切」とのお話がありました。
今回の企画について、各ブロックでの開催に際したくさんの方々にご参加いただき、また貴重なご意見もいただきありがとうございました。
「井澤会長の知恵袋」の第4回目を7月19日(日)大阪市ブロック(谷町福祉センター)にて開催し、31名の方の参加をいただきました。
前回と同様、井澤会長に会うのが初めてという方がおられたので、会長の手話との出会いなどからお話を始めました。
意見交換では、地域での防災への取り組みやろう者の手話、手話学習について、三団体での大通研の活動などについて話し合いました。
最後に参加された方々に大通研の魅力についてお聞きすると、一番は手話の学習に関することでしたが、その他にも、他ブロックの方との交流や健康班の料理企画が良かったといった意見もいただきました。
【写真は、学習会とストレッチ(肩たたき)の様子です】