《大通研通信》大阪市ブロックより

2023年5月21日(日)ブクブク講座Ⅰ

大阪市立港区民センター松竹の間

14:15~16:30

参加者89名(会場49名、Zoom40名)

 

講師に岩本重雄氏(堺市視覚・聴覚障害者センター勤務/尼崎ろうあ協会会長/阪神ろうあ団体連絡会会長)をお迎えし、「手話を学ぶみなさんへ」というテーマで講演していただきました。

 

岩本さんはまず、「手話は言語」であることを、もっとたくさんの人たちに知って欲しいとおっしゃいました。

 

毎年9月23日は『手話言語の国際デー』、また『国際ろう者週間』もありますので、周知のきっかけになればと思います。

 

口話法が主流となり手話が禁止された時代、岩本さんは、口話法で「コトバ」は覚えても、それがなにを指すのかわからず、手話のおかげで、やっと「コトバ」と「意味」が繋がったそうです。

やはり手話はなくてはならないものですね。

 

手話の学習方法については、

「手話は覚えるものではなく、身につけるもの。ろう者とたくさん交流して、イメージする力を磨いてください」

というアドバイスをいただきました。

 

岩本さんは最後に、

「これまで『ろう者だからできない。ろう者だから無理』と言われ続けてきましたが、これからは『できないをできるに変える社会づくり』をみなさんと一緒に進めていきたい」

そう強く願われました。

 

岩本さん、そして参加されたみなさん、ありがとうございました!