ブクブク講座Ⅱ『災害における救援活動と防災』
講師:岩本重雄氏
日時:2025年10月13日(月・祝)13:50~16:30
場所:大阪市立中央会館 第1・2会議室
参加者:35名(スタッフ7名を含む)

1995年1月17日の阪神淡路大震災から今年で30年。この震災を機に、ろう者を取り巻く環境や手話に対する取組みが大きく変わったことを、今日のお話で改めて知りました。
「防災士の資格を持っていない私がお話しするのは、阪神 ・淡路大震災で実際に支援をした立場での経験です」と、岩本さん。ご自身の体験談をもとに、これを未来に活かしてほしいと話してくださいました。
岩本さんが全国初の施設として、小規模共同作業所「たつのこ作業所」 (兵庫県尼崎市)を立ち上げたのは、震災の前年(1994)。この施設があったから、震災当時、救援活動を行うことができたそうです。地震発生から、ご家族・仲間たちの安否確認、救援対策本部の立上げ、手話通訳やボランティアの手配、避難所での支援活動から行政への働きかけと、岩本さんの行動力には驚くばかりです。
“災害は忘れたころにやってくる”…明日からではなく、今日からの備えを皆さんもぜひ!