~全国の聴覚障害者情報提供施設の現状について~
5月29日(日)北摂ブロック(高槻現代劇場)にて第一回目の「井澤会長のブロック訪問」を開催し、23名の方々にご参加いただきました。
初めに、全国での聴覚障害者情報提供施設の概要や現状、そして会長が勤めておられる「堺市立健康福祉プラザ 視覚・聴覚障害者センター 聴覚障害者情報提供施設」(少し長いですが、正式名称とのことです)での事業等について説明をしていただきました。
現在センターでは様々な取り組みがなされていて、情報保障などで大きな成果がある一方、人員や指定管理者制度、通訳講座の講師養成などでの課題もあり、聴覚障害者のより良い生活のためにはさらに取り組むことがたくさんあるとのことでした。


今回の学習会は、大阪市立聴覚特別支援学校教諭 前田浩氏にお越しいただき、「わが国のろう教育の歴史」についてお話をしていただきました。参加者は40名で、会場はいっぱいとなりました。
今年度第1回学習会では、前田浩氏より「ろう教育の歴史と今」についてご講演を頂きましたが、もっとお話をお聴きしたいとのご要望があり、再度ご講演をお願いしました。
今回は、ろう学校の設立と義務化や、戦後のろう教育についてのお話で、貴重な写真や資料も見せていただき、あっという間の3時間でした。

講師に西田功氏をお迎えしての学習会です。仲間との活動や情報・知識を得ることの大切さをたっぷり語っていただきました。
外国人が日本語を学ぶための学習教材を使って、会話の意味を正しくつかむ学習を初体験。しっかり聞かないと間違えて理解してしまい、そのまま間違って通訳してしまう!?正しく意味を掴むという基本中の基本ですが、注意が必要だと改めて気づかされました。

北摂ブロックでの学習会です。60名を超える参加者がありました。講師の米野規子氏より全通研のことや手話通訳って何をするのかの説明があり、その後実際に通訳練習をしました。グループで話し合って、何を伝えるのかを意識して手話表現を考え発表しました。最後に「手話通訳レッスン」のDVDで表現例を確認しました。
